素晴らしかった「千住フライングオーケストラ縁日」

ひょんなことから参加させていただいた「千住フライングオーケストラ縁日」、本当に素晴らしかった。

 

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会場の魚市場、足立市場に5000人以上もの人が集まったそうです。
ちょっと時間が経ってしまったけど、思い出すとまだ余韻に浸れてしまう。。
 
参加のキッカケは、大友良英さんのtwitterで「へんてこな屋台を募集!」の告知。
 
テキ屋が忍者をサクラに使う”というアイデアが以前から自社PVのネタとしてあったので、もう渡りに舟という感じで、速攻応募しました(売る商品のメドとか細かいことはあとまわし)。 
 
ヘンテコな屋台ですから、自分も含めて当然変わった方が応募してくるわけで(笑)、東京藝術大学の学生やノイズ・即興音楽を演奏するような個性的な人たちが集まり、ただならぬ雰囲気が漂っていました。
そのほかに普通の飲食の屋台を出す地元民のおじちゃんおばちゃん、会場の魚市場の方も参加したんですが、それらの人々を大友さんと千住フライングオーケストラの方々がいい感じにまとめていました。
 
とくに大友さんは、どこからか集まったヘンテコ屋台の人々とも、千住の地元民の方々とも極々自然に肩に力の入らない感じに接していて、彼の人柄がみんなをつないでいるんだなぁ、なんて思いながら眺めてました。
 
そして当日、それらの人々の屋台と会場を練り歩く大友さんの楽団がゆるうく渾然一体となり、子供から老人まで皆が楽しめるお祭りになっていました。
 
そう、なにが最高だったかというと、人によっては敷居が高いアートとくくられるようなものが、縁日の中で千住の地元民や魚市場の方々と縁日というお祭りの中で共存していたんです。
 

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あやしげな忍者の勝手な要望を丁寧にくんでいただいたり、企画から運営までやられた関係者の皆さんには本当に頭が下がります。
屋台に変身したターレー(魚市場で荷物を運搬するための小型車)、職人さんが作った提灯、魚市場の風景、凧や様々な楽器で奏でられた音楽、人々の声が見事に溶けこんでいました。
 


千住フライングオーケストラ縁日 おんみつや - YouTube

 

ぼくの屋台だけのことをいうと、”まきびし”を売ったり、3分間忍者を貸し出す屋台はとても盛況で、いろいろな人に忍者として参加してもらい、古くからの友人を含めて、たくさんの人に来てもらってバタバタしながらも終止幸せな時間を過すことができました。

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今思うと楽しいだけでなく学ぶことがたくさんあったイベントでした。素敵な思い出であり貴重な経験だったと思います。
 
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たまたまめぐりあった今回のこの”縁”を大切にできればと思います。
千住フライングオーケストラ縁日関係者の皆さん、屋台を手伝ってくれた仲間たち、遊びにきてくれた皆さん、本当に有り難うございました!